静かな環境で。

風ちゃんの初七日頃を境に、あっクンが玄関を見つめて待つ姿は徐々に
見られなくなりました。

その代わり今度は、風ちゃんのお気に入りだったベッドをジッと見つめる姿を
たびたび目撃するようになりました。


チラ見とかじゃなく、結構な時間（写真撮れちゃうくらい）見つめているのですよ。

いつもココにネンネしてたのに、どこ行ったでつかね…

なんて考え込んでいたらと思うとまたなんとも切ない。

でもママを振り返るその表情が時折笑顔なのはもしかして、


そこにいるのね？( ´艸｀)　なんて思えてちょっぴり嬉しい時もあったりして。


そんなあっクンですが、昨日２ヶ月ぶりに発作が出てしまいました。しかも２回。

いつもの軽い発作ながら一回目（夕方）が１０分、二回目（夜）が６分程と長い…

今朝を待って病院に電話したところ、一度診せて下さいとのことで、行って来ました。

お注射２本を左右のおちりにチックンされました。

あっクンは、スタッフさんの差し出すおやつに夢中で全く気付いてませんでしたが。


発作が出たと言っても元気がないわけではなく、基本的には元気です。

元気も食欲もあるし、見た目なんら変わりはないのですが…

先生に、何か制限すること（気をつけること）などありますか？と訊ねたところ、

「環境を・・・音に気を付けて静かな環境で過ごさせてあげて下さい。」…と。

文字通り『静かに』テレビやラジオなどは出来るだけつけない。もし　つけるなら
音量をしぼること。大声や叱るような声も良くないそうで…

実際あっクン、風ちゃんがいなくなってすぐは過敏なほど音に敏感になっていたの
ですよね。玄関を見つめながら、物音がすると盛大に吠え吠えしたりして。

やはり、風ちゃんがいなくなった環境の変化が少なからず体調に影響しているみたいです。

人間でも体調のリズムに変調をきたしているのに、体の小さなわんこ…ましてや
“死”を理解できていない子には、居て当たり前だった風ちゃんが急にいなくなった
事実をどう受け止めて良いのか戸惑いも大きいはずですよね。

明日、お友達パピズがお線香をあげに来て下さる予定だったので、一応先生に確認した
ところ、出来れば今は（発作が出たばかりの過敏な状態なので）控えた方が良いとのこと。

残念ですが、当面はお友達との絡みもドクターストップがかかってしまいました。

ただ、あっクンのムリのない範囲であればお散歩もお出掛けもOKとのことなので
家族だけで秋の行楽を満喫できたらと考えています。

にぎやかな場所は避けないといけませんけどね(^^;)

何度も言うようですが、あっクンは元気に過ごしています。

病院から帰宅後もゴキゲンさんで、あめちゃん＆ボールで遊ぶくらい。


ニコイチだってホラこの通り(^m^)

更にテンション上がって、


洗濯物を巻き込んで舞が炸裂するほどですよ。

でも普段と違うのは、物音に敏感なところ。


笑顔一変！真顔で玄関方面に反応するあっクン。

ママの耳には（結構耳いい方だけど）何も聞こえなかったんだけど？


今度は窓外のちびっ子の声に反応…。

風ちゃんを待って玄関を見つめていた時の過敏さは落ち着いたかな…と思っていた
のですが、物音に対する反応は持続したままだったようです(・ω・` )

音に気をつけろと言われても…我が家は空港の近く。日常的に飛行機の騒音がうるさい。

でもそれにはもう慣れっこのようで（あと車の音も平気）その辺はほとんど反応しないの
ですが、突発的な物音や耳慣れない声や音がNGなのかな～と…。

あとは視覚面でも、いつもない物が置いてあるのもNGみたい。

元来のビビリィな性格も手伝って恐怖心を煽ってしまうようなのです。

コーフン、恐怖、疲れ、寝不足、ストレス、物音、そして天候、気候…

あっクンのてんかん発作の引き金はわかっているだけでも数種類。

一旦落ち着いてしまえば少々のことでは発作につながらないはずなのですが、
今は過敏で発作が出やすい状態…と言うことらしいです。

今は、精神的な部分も大きいのかな…と思います。


時間もお薬だから…パパママと一緒に、ゆっくり“ホントの元気”になろうね!!

きっと風ちゃんも守ってくれるから(´ω｀)