思い出ぽろぽろ

遅れ遅れで記事を更新しているところですが…

今日１０月１１日は風ちゃんの“うちの子記念日”

１３年前の今日、風家にチビチビ風ちゃんがやって来た大切な記念日です。

なので朝から、お祝いは出来ないけど風ちゃんが喜ぶことしなくちゃね！って
考えていたんですよね。

そんな特別な日に、お友達からお花が届きました。


ひまわりの花がメインでパッと明るい気持ちになれる素敵なアレンジメント…

風ちゃんのことを『花の王子様』だと言って下さっていましたっけ(´ー｀)

「風ちゃんの笑顔はひまわりみたい」だと言って下さった方もいました。

親ばかですが私も、ひまわり＝夏生まれの風ちゃんにピッタリだ♪

…と常々思っていたもので、届いたお花の梱包を開いた瞬間　目に飛び込んだ
ひまわりを見て溢れる涙を止めることが出来ませんでした。嬉しくて…!!!

また、温かい想いに包まれて幸せな気持ちで記念日を過ごすことが出来ました。

本当にありがとうございます♪


うちの子記念日と言うことで、久しぶりにアルバムを引っ張り出してみました。

前代犬を亡くした時は、何年経っても開くことが出来なかったアルバムですが
風ちゃんのアルバムは、むしろ楽しみに開くことが出来ました。

１３年前、運命の出会いを果たしたのが風ちゃん。

我が家に迎えるまでに何度かブリーダーさん宅に足を運び、ますます可愛く
なって行く様子に目尻を下げてお迎えの日を待ったものでした。


コロコロかわゆくて、まだママ犬レモンちゃんのおっぱいをおっかけていた１ヶ月の頃…


お迎え前、最後に会いに行った時の風ちゃん。次会う時は風家の一員!!


お迎えに行ったら顔付きが少し変わっててお鼻がシュッととんがっていたんですよね。

このころはママがパートで働いていたので、お昼～夕方までお留守番が当たり前の
環境でした。ママが仕事から帰ると暗い部屋でひとりお利口さんに待っていたものです。


お散歩デビューは“あんずの里”で…小枝や葉っぱを見つけてはかじってたっけｗ

チビの頃は結構な破壊王で、おもちゃはもちろん、ファスナーや出っ張りが好物で
ずいぶん壊されました～。コンセントやコード類をかじらなかったのが不思議なくらい。

サークルに入れてないと果てしなく遊んでしまうほど遊び好きでした。

まだ２ヶ月と言うチビさで、ママの足にしがみつき腰振りして驚かされたものですｗ


風ちゃん初めての海。当時住んでいた家が海岸の近くだったので良くお散歩してました。


ハムスターのひめさんと…。おもちゃと間違えて興味津々でした。

これがあっクンなら…(￣▽￣)ビビッて隠れちゃってたところでしょうね。


大きいわんこにも全く物怖じせず、逆に相手をドン引きさせていたものですｗ

人懐っこくて犬懐っこい子だったのですが、このころはまだ犬友達もいなくて
一緒に遊ぶってことをしなかったせいか、協調性のない子になって行くのですよね…

マーキングは６ヶ月の頃からマスターしてました。足上げチッコするようになって
なぜかウンチョスも足上げでやるようになったんですよね～(￣ｍ￣〃)ぷぷっ


雑誌の無料撮影会でいろんなところにお出掛けしました♪


撮影会に参加するようになったのは７ヶ月頃からかな？

恋の浦、門司港レトロ、フードパル熊本、油山市民の森、久住高原、洞北緑地
グリーンピア八女…あっクンが生まれる前だけでもあっちこっち行ってる～～

ママの実家にも毎年のように里帰りしてました。そこで初めて海泳ぎを経験したり
いつだったかな～三王山って山にも登ったんですよね（あらしも）、抱っこでｗ


レモンママと♪ブリーダーさんのお宅にもちょくちょくお邪魔させてもらってました。

２０００年によかパピが発足して、１０月の発足オフ（熊本立岡自然公園キャンプ場）を
かわきりに、毎月オフ会に参加するようになったのでした。

すでに風ちゃんマイペースで、でもたぶんまだ威張りん坊ではなかったような…

あ、いやいや、ご挨拶の仕方を知らなくて、せっかくご挨拶に来てくれたわんこに
ガウってたかも。すでに威張りん坊の片鱗が見え隠れしてましたね…(-ω- )

とにかく休憩知らずのノンストップでうろうろチョロチョロしてる子でした(´ω｀)

マーキングキックも激しくて、飛んで来る砂や砂利による被害者は数知れず…

呼び戻しもきかなくて、糸の切れた凧のようだったので目が離せませんでしたよ。

そして何と言っても女子好きで!!


初恋の君ライラちゃんに猛烈アタックを試みるナンパ師風吹ｗ

ライラちゃんを好き過ぎて、会うたびごとに切ないほどのストーカーぶりが炸裂…

それで見かねたFFさんがお見合い話を持ちかけて下さり、２００１年３月に風ちゃん
コハルちゃんと初めてのお見合いと相成り、５月９日４児のパパとなったのでした。


でもたぶんパパの自覚ゼロ(^m^)

その後は女子と見ると見境なしの本格的ナンパ師へと成長して行くのでした…

晩年の風吹しか知らない方には「え～風ちゃんがナンパ？」って驚かれるのですが、
ブログ内検索で「ナンパ」で検索していただけるとナンパだった頃の風ちゃんがHITしますｗ


２００１年７月７日から家族が増えて、１週間ほど風ちゃんオドオドと過ごしてました。

その後はまだ風ちゃんよりチビチビで追いつけないのをいいことに、追いかけっこで
あらしをおちょくり倒していたっけかｗ


里帰り以外でも旅行してるんですよね♪


関西遠征の帰りに壇之浦PAにて（関門橋をバックに）

姉宅訪問も兼ねて関西方面のお友達にも会ったのでした。

旅行と言うと記憶に新しいところで湯布院への温泉旅行ですが、２００５年にも
宮崎への一泊旅行で青島やサンメッセ日南、サボテン公園など行ってるんですよね♪

他にも日帰りで、とにかくいろんな場所へお出掛けしましたね～(*'-'*)



お花見（季節ごとのお花）紅葉狩りは毎年恒例だったしパパの仕事にくっついての
お出掛けもたくさん…佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、山口…

近場から遠出まで気付けば近隣県は制覇していたんだ～と改めてビックリ( *ﾟ艸ﾟ*)


お出掛け大好きで、行きの車中ではワクワクし過ぎて寝ない子でした。

高いとこ大好きの肩乗り犬で、ママが運転する時は後部座席から運転席へ移動して
来て必ず運転するママの肩に落ち着く…と言う危ないことやってた時期もありました


２歳の頃から肝臓の数値で引っかかっていたのですが、実際お薬がスタートしたのは
３歳の時でした。以来晩年までお薬生活は続いたのでした…

その頃の日記に「大好きなお散歩やお出掛けのせいで数値が悪くなっているとしても
私は風吹が喜ぶことをしてあげたい。風吹が犬生を振り返ることがあるなら、楽しかった
と思える犬生にしてあげたいから。」と書いてありました…（´～｀ヾ）

でもね～その後も歯石取りの点滴跡の痛みから入院寸前まで体調を崩したり、
結石症を発症したり、膝蓋骨脱臼になったり、水頭症だと判明したり…もう色々。

次々に持病を抱えて行くことになるわけですが、なんやかんやありながらも
風ちゃんはその都度乗り越えてくれたんですよね。

一時は「長生き出来ない」とまで言われたことのある風ちゃんですが、持病を
たくさん抱えながらの１３歳は、十分に長生きさんだと思います!!



暑い時期は出来るだけお出掛けを控える、興奮してしまうオフ会への参加も控える
などなど制限しながらではありましたが、それでも楽しいお出掛けは続けられました。


風あらも一緒に滅多に乗れない観覧車にも乗ったりしたね。これも大切な思い出♪
（高いとこ怖いママとあっクンはドキドキだったけど…ｗ）

威張りん坊でオレ様で、甘えん坊なのにベタベタされるのは嫌いだった風ちゃん。

文句も多かったけど根っこはすごく素直で優しい子でした。

１３年間の思い出は、とても一度で語り尽くせるものではありませんが、つらつらと
思い出すままに綴ってみました…。

（写真はブログを開設するまでのものを秘蔵写真も交えて載せてみましたｗ）


アルバムを開くと、そこには必ず風ちゃんの笑顔があります。

風ちゃん？うちの子になれて幸せだったかな。楽しかったかな。

風吹と過ごしたこの１３年、パパとママは本当に幸せだったよ。

そしてこれからも風ちゃんとの楽しい思い出を忘れない限りずっと、
ずっとこの幸せな気持ちは続いて行くと思います。


風ちゃん、パパママを幸せにしてくれてありがとう♪これからもずっと大好きだよ(´ー｀)

ようこそウォルくん

１０月２日（火曜日）この日もお友達が風吹のためにお線香をあげに来てくれました。

なかなか予定が立たない中、都合をつけて駆け付けてくれたのは…


ほるこさんとウォルフィくん（ありがとう♪）

下の子二人…テレちゃんとふらんちゅは、ほるこさんがいろいろ気を遣ってくれて
お留守番です。

あっクンとウォルくん、お誕生日が１日違いのせいか（年齢は八つも違うけど）
なんとなく気が合うみたい(´ω｀)　あっクン、ウォルくんにも吠えませんでした。

ママ同士も誕生月が同じの同級生だったり元同業者だったり…と言うことで
仲良くしてもらってるんだけど、私、いつも甘えてしまってるんですよね(*´ェ｀*)ゞ

この日もほるこさんにお願いしてランチをGETして来てもらいました。


から揚げ弁当…このボリュームで５５０円!!おかずも豊富で得した気分～♪


なんとスイーツもこんなにたくさん差し入れてくれました♪

風吹のためにお花やソーセージのお供えまで…本当にどうもありがとう!!!

最初こそちょっとしめっぽかったんだけど途中から風吹の楽しい思い出話も
たくさん聞いてもらったりして、その時間は楽しくて寂しさも吹き飛んでました('-'*)

ウォルくんも３歳とは思えない落ち着きで実におとなしい。でも気付くと、


あっクンの大事なあめちゃんが危機一髪でした(￣ｍ￣〃)ぷぷっ

放っておくと破壊しちゃうもんねｗ他のおもちゃならどんどん壊してもらっていいんだけど
（あっクン壊さないからなかなか減らないし…）あめちゃんだけはちょっとね(^m^)

そしてあっクンはと言うと、


日なたで日光浴!?(￣Θ￣;)

おしゃべりに夢中で気が付いたら頭アツアツになってました…

ベランダに置いてあったアレンジメントの空カゴに気付いて吠え吠えしてみたり。

何日か前から置いてあったのに……え？今ごろ？(゜∀゜;)

傍まで連れて行って怖くないよと確認させても、数分後にはリセットされとるし(-ω- )


出会い記念日ごとにウォルくん達とおデートしたことも風ちゃんとの大切な思い出です。

一番思い出すのは…ウォルくんが時々風ちゃんにアタックしてくれてたことかな。

まぁ、なぜかバッグINした風ちゃん限定でしたけどもｗ

好き好きスイッチが入ったウォルくんに、風ちゃんも　しょっちゅう一喝二喝
してたけど、それでも案外ウォルくんのこと受け入れていたんですよね( ´艸｀)ふふ

その証拠とも言える貴重ショットを発見しました！


去年の１１月…記念日デートの時のひとコマ。

すでにヒトミシラーだった風吹がためらいもなくあっクン以外の子とお水を飲むなんて!!

と、驚きながらも嬉しかったんですよね(´ー｀)

だから風ちゃんもきっと「お～！ウォルか。よう来たな。」って喜んでいたと思います♪



今年の記念日デートには風ちゃんも、きっとコソッと参加するんだろうな(´ω｀)

この後あっクン、発作のためにお友達との絡みがしばらくNGとなるのでした～

記念日のある来月には復活できるといいな…。

よもちゃんご一家

９月３０日（日曜日）ご近所友達のよもぎちゃんご一家が、風吹のために
お線香をあげに来てくれました（ありがとう!!!）


よも弟クンのあゆクンも、こんなに大きくなってます♪

よもちゃんは、マンションに入居当初からあっクンが仲良くなれた唯一のわんこ友達…

マンションの、他のわんこには吠え吠えするのに、よもちゃんにだけは吠えません。

この日も「よもちゃん来るよ♪」って宣言しておいたので、よもちゃんが来ると
それはもう舞い上がって玄関までよもちゃんをお出迎え～!!

よもちゃんを抱っこしているよもママの足元に立ち上がって催促するほど熱烈大歓迎♪

それなのに数分後には…


なんだかよそよそしいあっクン。

えーっと、たぶん女子との１対１の絡み方がわからないのではないかと思われますｗ

それに、ナデナデしてくれる人がいっぱいいるのでソッチに夢中だったりもして…


特にあっクンはよもママが大好き♪

風ちゃんが元気な頃は良くよもちゃんちにもお邪魔していて、まず必ずトイレへ直行
してましたっけ…。

あとお散歩中ばったり遭遇して立ち話を始めると必ず風ちゃんに怒られてましたっけ…。

風ちゃんが口うるさいから、よもちゃんにはちょっぴりウザがられてたんだよねｗ

それでも並んでお散歩したりして…こんな風あらと、よくお友達になってくれました♪


終始ニコニコ笑顔でゴキゲンさんだったよもちゃん♪

真っ白なお顔に真っ黒なクリクリおめめがホンット可愛いの!!

よもちゃんもあっクンのことが好きなのかな( *ﾟ艸ﾟ*)

何度もあっクンの傍に来てくれるのだけど、あっクンたら目も合わせようとしないんです。


ついに正面からアタックを試みるよもちゃん。

するとあっクンなんと…


(〃'∇'〃)あらあらまぁまぁ

父ちゃん譲りで不器用だけど、あっクンは本当によもちゃんが大好き♪


二人並ばせてみるとなぜかその距離はビミョ～だけども(ﾟｍﾟ*)ﾌﾟｯ

照れてるんだよね！うん。そう言うことにしておこうｗｗｗ


元々お客さん大好きだった風ちゃんなので、きっと喜んでいたと思います。

そして何より、あゆクンの明るさとよもちゃんの可愛らしさに、


風パパママが癒されました(〃ー〃)　ホントにありがとうね♪

初七日

携帯を開けると、風ちゃんがにっこりと微笑んでいます。

まっすぐにママを見つめて穏やかに微笑む風ちゃん…

その笑顔が大好き!!

今もその笑顔で見守ってくれているのかな。


昨日は初七日でした。


新たにお花も届き、まだたくさんのお花もキレイに咲いていてくれました♪

ありがとうございます。

特別なことはしないのだけど、風ちゃんが喜ぶおやつをあげて、お友達にいただいた
キャンドルを灯してお線香をあげて、風ちゃんの思い出話をしました。

お線香は折って使う方がいいと聞いてそのようにしてみたけれど…

人間と区別するためだとか言う理由だと知って「は？何それ」とか思ったり。

でも折ることによって煙いのが短縮できるから、風ちゃんには（あっクンにも）
その方がいいのかな？なんて考え直してみたりして…


この１週間、少しずつ気持ちの整理もついて来たように感じていたのですが、
今になってとてつもない寂しさがじわじわと押し寄せて、たまらない瞬間があるのです。

そこかしこに残る風ちゃんの愛用品はもちろんのこと、介護ハーネスやさいごに使った
トイレシーツ（捨てられなくて…）減ることのない流動食やお薬、注入器…

さいごに頑張っていたことを思い起こさせる物を見ると、胸がトクンと痛みます。

いつもいたお気に入りベッドは空っぽなことが多いけれど、振り返ると時々…


風ちゃん？じゃなくてあっクンがいてくれてほっこりと目尻が下がることも。

風ちゃんの愛用品は、サイズの関係ないものはあっクンに引き継いでもらいます。

初七日…ひとつの区切りかなと思い、思い切って風ちゃんのベッドをお洗濯しました。


さいごの時を迎えた場所であり、風ちゃんのチッコが残ったベッドです。

クンクンすると…あぁ…風ちゃんのチッコの香りだ。

全然クチャくなくて、風ちゃんを感じさせてくれる懐かしいにおい…

でもね、チッコのにおい＝風ちゃんのにおいとして記憶に残したくない気持ちもあって
初七日を待ってお洗濯することにしたのです。

さいごに思いっきり吸い込んで記憶に沁み込ませてから洗濯機へ…

これで風ちゃんの懐かしいにおいは手元からなくなってしまったけれどママは、

風ちゃんのぬいぐるみのようだった体臭も、柔らかな毛の感触も、抱っこした
温かなぬくもりも、絶対に忘れない。


ママをしんみり沈ませないかのように、


あっクンがニコニコと遊びに誘ってくれました。

風ちゃんの初七日を、笑って過ごしてる我が家…

きっと風ちゃんがそうさせてくれてるんだ。そう思いました。

新しく出した新品のあめちゃん（ママがずっと隠し持ってたやつ）にご満悦なあっクン♪

そのうちおもちゃ入れから“あら足”を発掘して来て舞い上がってしまいます。


ついにカーペットを巻き込み喜びの舞炸裂!!

さすがにそれは風ちゃんも呆れてると思うけど…(´ｍ｀)


夕方、


風ちゃんの祭壇をしきりに気にするあっクン…

あっクンも、風ちゃんにナムナムしてくれてるのかしら(ﾟдﾟ)

そんな風に思ったら、すごく素敵な光景だったのに…本当は、


風ちゃんにお供えしたおやつ（ソーセージ）に夢中だったとは…あっクンらしいや(´ω｀)

風ちゃんが旅立ってからまだ一度も、風ちゃんの夢を見ていません。


夢でいいから風ちゃんに逢いたい。夢でいいから抱きしめたい…

風ちゃんが旅立ってなお、風ちゃんへの愛おしさが止まりません。



※コメントへのお返事が遅れ遅れですみません。
ゆっくりですが、必ずお返事させていただきますので気長に
お待ちいただけると嬉しいです。
※９月２９日コメントへのお返事させていただきました。

風が吹いたら…

風吹にたくさんの温かいコメントをいただき、本当にありがとうございます。

メール、お電話を下さった皆さまも、本当にありがとうございます。

こんなにもたくさんの方に想っていただきながら旅立てた風吹は、なんて
幸せ者だろうと、とてもありがたく　とても誇りに思います。

コメントを何度も読み返しては涙する毎日ですが、大半が嬉し涙…

いただいたコメントには改めて少しずつお返事させていただきます。



９月２１日夜７時～風吹は風になってお空へ昇って行きました。

爽やかな秋風の吹く気持ちのいい日でした。


これは夕方の空。いつも風ちゃんとベランダから眺めた空でした。

この日もパパはどうしてもはずせない仕事だったため、パパの帰りを待って
「訪問火葬」をお願いしました。

移動火葬車が２４時間対応で自宅近くまで来てくれるサービスです。

夜間のため、マンションや民家から少し離れた場所でのお別れとなりましたが、
お空に少しだけ近い丘の上で風ちゃんの好きそうなマーキングポイントがいっぱい。

簡易ながらお経も流していただき、きちんと見送れたと言う満足感も持てました。


風ちゃんがお空に出発すると間もなく雲がすっきり晴れました。

いい風が吹いてる…「あぁ、風ちゃんは今、風になったんだな」と思いました。

あれもこれも、持たせてあげたかったのですが、小さな体の風ちゃんだと灰の方が
いっぱいになってしまうし小さい炉だし…持たせるものもかなり制限がありました。

なので、みんなで写った家族写真と、ママからの秘密のお手紙、

そして大好きだったボーロとレバーソーセージ、ママがむいたりんご、

パパがむいた梨、そしてお花を（その時点で届いていたお友達からのお花も少しずつ）

持たせてあげました。

虹の橋に行けば、もう痛いこともないしお腹すくこともないし…

おやつはお空までの道中で食べるためのおやつです。

きっとあっという間に食べちゃうね！なんて言いながら見送ったのでした。

バイバイは言わないよ。また絶対逢えるから。

「風ちゃんありがとう♪またね！」


昼間にたくさんたくさん泣いたから、ママは笑顔で見送ることができました。

それにね、お友達がさいごのお別れに逢いに来てくれたし。

それにそれに、最近引っ越して来られたお隣さんが、風吹のためにフルートの献奏を
して下さったのですよ。お隣から聴こえて来る優しいフルートの音色…

窓辺の大好きだったソファの上で眠りながら、風ちゃんにも聴こえていたはず。

嬉しくて、また涙があふれました。なんて温かな人たちなのでしょう。

風吹にとって、素敵な旅立ちの日となりました。


小さかった風吹のお骨は、想像通り細くて小さくて…

もう、骨まで愛おしい。お骨がどの部分かの説明を受けながらいちいち、

この細さで歩いてたんだ…この指で支えてたんだ…このシッポでふりふりしてたんだ

っと、改めて感慨深く本当に愛しくて可愛くて仕方なかったです。

一番小さな骨壺に入りますよと言われたのですが、それはあまりに小さい。

狭いのは可愛そうとパパが、もう一回り大きい骨壺にしてもらってました。

箱とか袋とか入るの好きな子だったから、きっとイヤがらずに入ってるんだろうな…

なんてパパと泣き笑い。ママは笑って見送れたのに、パパがね、泣くんです。

パパってこんなに泣く人だっけ？ってくらい、毎晩泣いちゃってます。

ママは昼間にいっぱいナデナデしながらいっぱいありがとうを言えたけど、
パパはやり残したことが多かったからかな…

風吹はいいヤツだったと、聞き飽きるくらい話しています…泣きながら。

大丈夫だよパパ。風吹はちゃんとわかってる！



いつも一緒にいられるように、歯（犬歯）と指とシッポの骨をカプセルに分骨してもらいました。

いつも持ち歩く携帯に付けたので、携帯忘れない限りいつもどこへでも一緒です♪


風吹のためにお友達の皆さんからこんなにたくさんのお花が届きました。

ビックリするくらいたくさんのお花…本当にありがとうございます♪

とりあえず風ちゃんが愛用していたフードテーブルで設えた祭壇まわりが華やかになり
なんとも立派な祭壇に見えていますよ。

風ちゃんスゴイね～!!良かったね～♪

お花が届くたびに風ちゃんを讃えます。

良くお花に囲まれて写真撮ってましたからね…きっと真ん中でドヤ顔しながら
「さっさと撮るが良い」なんてポーズ決めてるんでしょうね(´ー｀)

そしてギャラの催促も忘れない！

風吹が、皆さんの温かな気持ちに包まれているようで…

病気に対する後悔の念で心が痛いママの気持ちも、少し温かくなったような
気がします。本当にありがたいです♪


気候が良くなったら抱っこでお散歩行こうねと、毎日お空を見ながら話してたけど
それは叶わなかったね…今まさにいい気候なのに…

さいごの闘病記はまた後日改めて記録しておきたいと思います。

今頃は虹の橋で、あの頃のように休憩ナシのノンストップで走り回っているのかな。

この子に良い風が吹きますようにと願って名付けた風吹と言う名前…


フリーダムな子だったから、風になっていろんなとこ自由に遊び回ってるのかも…

でもさいごはちゃんとママの元へ戻って来るんだよ。


優しい風が吹いたら、それは傍に風ちゃんが来ているのかもしれません(*'-'*)

どうか皆さまの元に良い風が吹きますように…



虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の１匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。